私には、マスク使用の習慣はなかった。
特にアレルギーもないし。咳が出ることも滅多にない。
SARSの時も、マスクを1箱購入したが、ほとんど手がつけられないまましまってあった。
それが、今役に立っている。
さすがに緊急事態宣言も発令される状況になり外出時はマスクを着用する様になった。使い捨てにせず、チビチビケチケチ使っている。
お店によっては、マスク着用を指示する掲示が貼られているところさえある。
私が、マスクをすると甘夏は、けげんそうな顔をしてマジマジと見つめる。匂いも嗅いでみる。
クンクン。
しかし、最近では慣れてきたようだ。
どうやら甘夏の中では、「お母さんは出かける時にマスクをする」ということがインプットされてきたようなのだ。
上着を来たり、鞄を持ったりソワソワした気配などで敏感にお出かけを察知する。
その察知する要素の1つにマスクが加えられたようだ。
お母さん、どうせボクを置いてお出かけするんでしょ。
お父さんこぼれ話
甘夏のお父さんが、家に帰るとなんと柄物の紙のマスクをしていた。聞くと、ご近所の商店街の方から病院に寄付されたものだという。
もちろん医療用マスクではないが、有り難く使わせて頂いている。
また今日、お父さんが主治医をしている患者さんが、救急車で運ばれ入院したそうだ。
どうやら発熱しているという。もちろん、このご時世コロナの疑いがかかる。しかし、個室が空いていたので、救急隊の要請に快く応じるととても喜ばれた。
発熱があるとコロナの院内感染を避けるため、なかなか入院を受け入れてもらえないらしい。救急隊の方々も大変ご苦労している。
内科医のお父さんは、毎日何回か防護服を着ている。
もう、防護服着るのを慣れたと彼はいう。
私は、心配になった。慣れていい加減になっているのではないかと。
お父さんなら十分にあり得る。ウンウン。
心配を打ち明けると、そうではなくてキチンとすることに慣れたそうだ。
ああ、そういう意味かとほっと胸を撫で下ろした。
毎日、お父さんに目薬をさして貰ってます。
甘夏、牙見えてるよ。
お花のサブスク「ハナナヤ」さんのお花。
私は、月に2回お願いしています。今回はついていたお花の名前がかいてあるカードに「大変な状況ですが、どうかお体をお気をつけてくださいませ。」と書いてあったんです。
そのひとことが、めちゃくちゃ嬉しかった。
コロナウイルスに負けないで、頑張ろう。
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