犬ログ 〜トイプードル甘夏〜

病犬甘夏と私とのあれこれ

眼科受診〜甘夏くんに会えて良かった〜

1ヶ月ぶりに眼科受診した。

甘夏が眼の怪我をしなければ、犬の眼科専門病院の存在すら知らなかったであろう。

原因不明の怪我で、失明の危機を乗り越えて5ヶ月が経過した。

前回受診の際、白いところは残って完全には治らないと言われた。ただ、甘夏本人(本犬?)の見え方には影響はないそうである。今、私が肉眼で見たところ白いところは、判るし少し白い部分がとび出ているようにも感じる。

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眼科専門病院の待合室です。動き回ったり、吠えたりします。

特に、白衣を着た病院スタッフさんがくると、かまって貰えると思って、騒ぐんです。

他の犬は、じっと飼い主さんのお膝にじっとしているんですよ。

 

「良好です」と言われてホットした。

「もう、これ以上傷は治りませんか?」という私の質問に「いや良くなりますよ」と希望ある答えが返ってきた。

先生は、2つの方法を教えてくれた。

1つは、目薬の点眼の後、眼の開閉運動をするというものである。

下瞼を固定して、上瞼を大きく動かす瞬き運動を20〜30回する。これを手で行うのである。

本犬が嫌がるので、ひとりでは目薬を刺すのが精一杯で、なかなかこれが出来ない。

ところが、夫は医療者のせいか上手くあやしながら1人でこれをやってくれるのが有難い。

 

もう1つの方法は、眼を温めてマイボーム腺内の脂を溶かし、脂の分泌を促すという方法である。

具体的には、人間用の「あずきのチカラ」というアイマスクを短く電子レンジでチンして瞼に5分ほど置く。これは250回繰り返して使える。

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もともと人間用なので、最初に自分で試してみた。そうしたら気持ち良くて寝てしまった。

甘夏もこの心地よさをわかってくれると良いんだけど。今のところ、すんなりやらせてくれない。

寝ボケている時に、やるのがいいんだけど、タイミングが難しくて…。なんとかタイミングを見計らってやろうとするともう冷めてたりして。

ただ今、やり方を試行錯誤中である。

 

次回の診察は半年後ということだった。

診察の後、忙しいのに先生が待合室に来て、話かけてくれた。

手術をしなくなった件を手短に説明した。

そうしたら、先生が思いがけない言葉を言ってくれた。

「いやあ、今日は甘夏くんに会えて良かった」と言うのだ。

「落ち着きがなくて…」「楽しくていいじゃない」という会話が続いた。

いつもきちんと躾できていず、他の人に迷惑ばかりかけているので肩身が狭かった私は、とても嬉しく感じた。

もちろん、躾は飼い主の私の責任で甘夏のせいではないことは知っているけれど。

 

先生は、甘夏の良さをちゃんと見てとってくれていたのだ。

もともと先生の甘夏の対し方には好感を持っていた。

以前、先生が海外に行っておられて不在の際、当直の先生に診てもらったことがあった。

その先生は、じっとしていない甘夏に手を焼いて、私に口輪の使用の同意を求めた。

ところが、担当の院長先生は、吠えられてもおおらかに笑ってマズルをヒョイと掴んだりした。口輪を使ったことは1度もない。

獣医さんだから当たり前だけど、この先生は犬の扱いが慣れているなあと感心したものである。

 

甘夏は先生の姿を見ると駆け寄って、飛びついた。

「今日は、甘夏くんに会えて良かった」と言う先生の嬉しそうなお顔を拝見しながら、ああこの人は、ほんとうに犬が好きなんだなあと思った。

 

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大嘗宮を見に行きました。帰りに外濠の水面に銀杏とビルが映っていて綺麗でした。

大嘗宮は人が多くて、写真は不作です。

 

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遠くにいた白鳥が近くに寄って来てくれました。水面に銀杏の色が映えてますね。

白鳥は、上の写真にも映っているんです。探してみてね。

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