甘夏は、私たちの初めての犬だ。当然ながら月いくらかかるか概算して飼うことを決めた。もちろん病気にもなることもあるし、怪我だってあるかもしれない。それも含めて飼うことを決めた。
友人の紹介で、一般の家庭で繁殖した子犬を頂いた。あとで知ったのだが、トイプードルをペットショップで購入すると結構な値段がする。
今まで、継続してこのブログを読んでくださっている読者は、ご存知だと思うが甘夏は先天性の血管異常があり、想定外の結果となった。
友人に甘夏の病気のことを話すと、みな保険は入っていたの?と心配して聞いてくださる。
残念ながら、ペット保険加入を迷っているうちに発症してしまったので、加入していない。ペットショップで購入した場合、購入と同時に加入を勧められるのであるいは入っていたかも知れない。
しかし、もし入っていたとしても、保険によっては良かったかどうかわからない。先天性異常は保証されない保険もあるという。
保険の加入については、賛否両論だろうが、これまた運によるものが多くて一概にどちらが良いとは言い難い。
ちょっと重い話になりましたね。ここで、甘夏の可愛い写真をどーぞ。
お母さん、新聞ばかり見てないで、ボクを見て‼︎
新聞を広げるとよく乗っかって邪魔するんです❣️
獣医に今の状態は綱渡りでいつ悪化するか分からないと言われて、CTを撮って適応なら手術することにした。その時も住宅ローンと教育ローンを抱えている私たちの事情をよく知っている友人は、50万くらいかかりそうだと告げると、ずいぶん心配してくれた。
しかし、もし一回の手術で完全に治るような状況なら日々の薬代や検査代がなくなるので、もとをとるのにそんなに長くかからない計算となる。
もちろん、お金のことで積極的な治療を考えたわけではないけれど‥‥。
結果としては、検査だけで手術は適応ではなかった。(詳しくは、過去の記事、東大動物医療センター参照)
その時の会計は
恐怖のお会計。
このフレーズは他の方のパクリです。私の心にもぴったりだったので拝借しました。
この検査により、すぐではないが徐々に朝晩の粉薬は無くす予定になっている。また、定期的な検査も減らすことができそうだ。経済的なことだけを考えても、この検査はとても良かったことになる。
ある同じマンションにお住まいの方は、飼い犬が呼吸器の疾患にかかり酸素テントに入れておられた。犬にかかる一ヶ月の全ての費用が15万かかり、この状態が数ヶ月続いていると言う。
そこまで延命治療しないとだめなのですか?私の質問に呼吸器疾患で苦しそうなので楽にしてあげたくて家族で相談して決めたのだと言う。
だが、この状態が長く続くと、お住まいを売り払わないといけなくなると悩んでおられた。
私たちも、獣医に病気の説明を受けた時、過度の延命治療は行わないようにしようと話合った。しかし、苦しんでいるのを見たら彼女と同じ選択をせざるを得ないのかも知れないと思った。
しばらく経って、また彼女に出合った。いつも可愛がってくださる彼女の胸に甘夏は、喜んで飛び込んでいった。
彼女は「こんなに喜んでくれるのは甘夏だけだよー。」と寂しそうに言った。
私は、お宅の子はその後どうですか?と今だに聞けないでいる。
ラクビーマイブームです。ボールを投げてもらうと、どこに飛んでいくか判らないのがたまらないです♫
犬友が集まると、自分の美容院にかかるお金より飼い犬にかかるトリマー代の方が高いという話題になった。そういう彼女たちは、どこか嬉しそうだ。
お金がかかっても、それ以上のものをこの子たちは与えてくれているに違いない。
甘夏、大好きだよ。
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